私の自転車と周辺紹介

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2015年4月  太田 道夫 (第11代・昭和43年卒)  [記事番号:b0043]
フロントバッグサポーター自作  (資料:無し )

Fバッグサポーター装着の最大のメリットはハンドルとバッグの間にクリアランスが確保され、ハンドル上部を握った時に手がバッグと干渉しないことにあります。また、バッグをバンドだけでハンドルに固定すると、走行時の振動でバッグが横揺れして不安定になりますが、Fバッグサポーターは横揺れはしません。NITTOなどで用品として市販されており、ワンタッチでバッグを脱着できるものの凸凹道や歩道の縁石を越えるときにジャンプアウトすることもあるようです。そのあたりを考慮して自作にチャレンジしました。

ハンドルをクランプする部分は配管を壁に固定するプラスチックのC字型の部品、エクステンション部分は1mm厚のアルミ板、エクステンション部とバッグを繋ぐ蝶番をホームセンターで買い、1日がかりで作り上げ試走したところ、バッグの横揺れはないものの、歩道の縁石を超えるときにクランプ部が外れることがわかりました。そのため革バンドも併用することで解決しましたが、この方が無機質なアルミ部が隠れ、かえってよく見えます。また、バッグを取り外してショルダーバッグとして使えるよう、蝶番のところにショルダーストラップをワンタッチで脱着できるジョイントを共締めしてあります。

材料、加工前と加工後 基幹部の完成
仮装着 ショルダーストラップ取り付け時

コメント

2015年5月 堀 洋三 (第7代・昭和39年卒)   [コメント番号:m0155]
昔からフロントバッグの形状と大きさ、固定の仕方、Fキャリアーの構造(大きさ)、前照灯の形と泥除けへの取り付け位置、泥除けの長さ、等々合宿からプライベート・ランまで苦労して来ました。

ハンドルバーとFバッグの後端のクリアランスを取ると、必然的にバッグは前方に行き、バッグを小さくしない限り前照灯は前方に移動させるか、泥除けを前方に長くせざるを得ません(前後の短い前照灯では、横から自転車を見た場合、美しくありません!)。またFバッグが前方に取り付けられると、前輪の回転軸から遠くなり、ハンドルを切った際に、遠心力で左右に振られるし、地面からの位置も高いので、落ち着きが悪くなり、ステアリングの感触は悪化します(フロント・パニアーバッグを使用してみると、重心位置が下がる事により、コーナーを回る際の安定感が驚くほど増すのが実感出来ます)。

ルネルセ方式は東叡社が模倣してますが、使用した事はありません。近年はリクセン方式とか、幾つかの既製品も見掛けるようになりました。

それらを研究した上での自作はお見事です。次回是非とも現物を拝見させて下さい。それにしてもパーツの並べ方から写真の撮り方まで素晴らしく、一流誌に投稿したいですね。

以下の「投稿」ボタンをクリックし、表示される画面に必要事項をご記入の上投稿下さい。 なお、内容のチェックをさせていただきますから、公開までに多少のお時間をいただきます。

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