私の自転車と周辺紹介

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2015年5月  太田 道夫 (第11代・昭和43年卒)  [記事番号:b0047]
滑車チドリ自作  (資料:無し )

前回投稿した「ブレーキ倍力装置」ではチェーンのコマを滑車として流用しましたが、滑車の径が小さく、部品入手が困難な吊りワイヤーに負担が掛かるため、径の大きな滑車チドリを作ることにしました。

ホームセンターで小さな滑車と、引き戸に使うプラスチックの戸車(ベアリング付き)を見つけ、これを使うことにしました。滑車の芯棒のカシメ部をヤスリで削りプーリーを外します。このまま外板にボルトで取り付けるとプーリーが固定されてしまうので、プーリー幅より多少長いスリーブにボルトを通して外板に取り付けると滑車として機能します。吊りワイヤー用のプーリーはワイヤーより硬度の低いプラスチックにすることで吊りワイヤーの摩耗を少なくしています。さらに、ブレーキインナーワイヤーをしなやかな複撚りステンレスワイヤーに交換し、小さなプーリーに馴染むようにしました。

組付後にワイヤーの引き具合を試したところ、チェーンのコマを使った時と比べ引きが若干重くなりました(それでもMafacのチドリを使っていた時より軽い)。多分、プーリー径が大きくなるとワイヤーとの接触(摺動)部分が大きくなり、摩擦抵抗が増えるからだと思います。しばらくこれを使ってみようと思います。

構成部品 完成写真

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