私の自転車と周辺紹介

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2017年6月  河野 良夫 (第9代・昭和41年卒)  [記事番号:b0063]
私の自転車遍歴  (資料:b0063.xls

【ウルトラミニ】 
昔、三連勝・ケルビムのブランドでロードレーサーを作っていた、町田の金野製作所製ウルトラミニが最初だった。ハンドル・シートポストを落とし込むだけで折りたたみ機構はなし。それでも犬のチンチンみたいに前足?を持ち上げると、後輪とキャリヤとで自立するすぐれもの。しかしこれで手賀沼1周ランに参加した時は死ぬかと思った。シングルスピード・10インチの小径車は常にペダルを回さねばならず、他の人の3倍は疲れてしまう。ケータイ性は良かったのだが、残念ながらその後2度と陽の目を見ていない。

【BD-1】 
フロントフォークの複雑怪奇な形状と、小径車にしては前傾姿勢が決まったかっこ良さに一目ぼれして2台購入。これは良く走った。女房もこれが一番乗りやすいと言っていた。しかし、折り畳んで電車にのせたことは殆どなく、もっぱら家からの往復又は車に積んでの使い方であった。折りたたみに少し手間がかかるのと、持ち上げて運ぶとき重いのがネックとなったのだ。今は車輪つきのキャリヤがあり、水平移動は楽になっているようだが。

【ルイガノ 6インチ】
私のフォールディングバイクに対する理想像は、ワンタッチで開閉出来、ステッキ状になるベビーカーなのだ。雑誌のカタログを見て、これこそ理想形だと又々2台購入。そして去年暮の横浜ランに参加、みなとみらい線での移動も楽ちん。ところが3輪車に毛も生えていないようなシングルスピード・6インチホイールでは、運河にかかる橋を乗り越えるのも一苦労、常に最後尾で息を切らせる始末。今では2台ともリビングの場所ふさぎになり下がってしまった。

【ブロンプトン】
懲りもせず次に眼を着けたのが、フラットハンドルのスポーティ仕様となったブロンプトン。決め手は店員さんの手品みたいな折りたたみ・展開操作。どちらも30秒とかからない。しかも畳んだ状態のまとまりがよく、ガードの小車輪で水平移動も楽。乗り味は直進性・回転性とも及第点だし即購入。ところが、問題は変速機(あえて変速機)。内装3段のトップとローは極端なギヤ比で実用性に乏しく使えるのは真ん中だけ、逆に外装2段はチェンジしても余り違いが分からない。結局シングルスピードだ。

【ランドナー・スポルティーフ】
いろいろ試行錯誤してふと気がついた。体力に自信が無くなったので、それをカバーする為折りたたみ志向となった筈なのにどうもおかしい。どれも疲れるものばっかりなのだ。堀さんにあれこれ探して頂き、見つかったのが「自転車屋 中嶋」のホームページに掲載されていた「ランドナー」。早速連れて行ってもらって試乗、その乗り易さは中村さんに部品集めしていただき、横尾さんで組んでもらったガード無しの700-25Cスポルティーフに匹敵する素晴らしさ。さらにフレームが東叡製と言うのもうれしかったし、なんといっても前運営委員長田坂さんご推薦の雑誌「旅と自転車」のランドナー特集では中嶋も取り上げられており、そのページを飾っているのがこの「ランドナー」ではもう買うしかないと即決したもの。高価な最新部品・レトロなお宝部品こそ使っていないが、所有欲も実用性も十分満たしてくれる、バランス良い1台として紹介いたします。

トーエイ製キャリアとLEDランプ ディレーラー(シマノ ソラSS)
チェーンホイール

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