活動報告

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2014年11月  長田 信男 (第18代・昭和50年卒)  [記事番号:r0104]
軽井沢・上州路紅葉巡り  (資料:r0104.doc

S50年組恒例の紅葉ラン、今年は昨年の学習効果から「ダウンヒル主体」で軽井沢から18号旧道横川、磯部温泉へゆったり浸かる事を目的に11/8-9に行った。

軽井沢まで新幹線であっという間に到着、チケットも各自ネット手配、携帯メール駆使してほぼ近辺座席確保、みどりの窓口が懐かしい。軽井沢はさすがにヒンヤリ、軽井沢銀座に写真店構えてる中村の高校級友の店ヘ行ってみるも店主外出中でポタリング後寄ることに。

紅葉シーズンも終盤だが国際リゾート地だけあり外国人観光客も目立った。別荘地抜け、旧三笠ホテルから雲場池で休憩、紅葉見頃はまだ続いており嬉しくなった。再び先程の写真店へ、店主も帰っていた。丁度6年前にも今回参加の鈴木(幸)、中村、長田、遠山、井上、鈴木(宏)にとって再訪となった事に加え、青木、伊藤も加わり店主も大喜びでしばし談笑した。

昼食後、碓氷峠は難なくクリア、18号旧道はバイパス、高速へ車は流れてしまって通行の車少なく快適なダウンヒル、紅葉もまだまだ健在で気分も上々に走れた。途中多数の若者サイクリストとすれ違った、自転車、服装から察するに大学の同好会らしく男女仲良く楽しそうに登ってった、お互いに「がんばってねえ!」と、エール交換。熊ノ平駅跡からはアプトの道という遊歩道が整備されており、めがね橋で再びミニハイキングで登ってみたがレンガ造りの橋梁と紅葉のコントラストが見事な風景と化しておりしばらく佇み続けた。

晩秋の陽はつるべ落とし、まだ佇んでいたいが今宵の温泉宿へ走り出す、途中バイパスと合流、通行車多くなり旧中山道へ、ところがまもなく山合いへ急坂、民家の方に道訪ねる事2回、行きつ戻りつ何とか18号の迂回路へ辿り着いた。全く想定外のナイトランとなったが無事、今宵の宿「かんぽの宿磯部」到着。明日は雨予報で温泉と宴で鋭気を養った。走行45Km。

翌朝、まだ雨はないものの午前中には降り出す見込み、当初はサイクリング道路沿いに安中ー高崎ー本庄まで走行予定だったが世界遺産の富岡製糸場組と高崎走行組に分かれた。

高崎直行は昇り坂、雨、世界遺産混雑避けた青木、伊藤、鈴木(宏)。旧安中藩抜ける街道沿いの杉並木から新島襄旧宅へ立ち寄った。案内の初老の方からは上がってゆっくり見学薦められるが空模様気掛かりで小休止、昨年の八重の桜ブームでは多くの人が訪れたとか。新島襄の在宅もわずか3週間と聞き歴史に名を残す者の偉大さに感銘。

九十九川サイクリングロードから碓氷川サイクリングロードと合流、高崎近辺の河川敷グランドではサッカー、ラグビー、ソフトボール等の試合も行われてて眺めながら高崎駅まで約20kmの走行だった。幸い雨もさほど影響受けず一足早く帰路に着いた。富岡組はメールによると世界遺産見学後、本庄まで走行してるらしく「頑張るねえ」と無事走行を祈る。
(以上ここまでは鈴木(宏)が記録、以下からの長田記録分と合体)

翌11月9日(日)、世界遺産である富岡製糸場へ向かったグループの足取りを簡単にレポートする。富岡製糸場Gの参加者は、井上、鈴木(幸)、遠山、中村と小生(長田)の5名。天気予報は1mmの雨との予想。雨の心配はなさそうだ。主なコースは、かんぽの宿磯部→(9.7km)→富岡製糸場→(29km、国道254経由)→JR高崎線本庄駅。走行距離約39km。

宿の前で高崎に向かうグループと別れ、8時半過ぎに出発。いきなりの急坂。これは昨日走ってきたところなので想定内。あえぎあえぎようやく坂上の道路に出る。磯部駅を通過し、さらに南下。目の前に10%はありそうな尾根越えの急坂が目に飛び込んできた。一坂、二坂、三坂越えてへとへと。高崎にすればよかったと後悔しきり。これは本庄への道の序曲にすぎなかった。天気はなんとか持ちこたえている。

9時20分前後に、やっとの思いで富岡製糸場に到着。すでに入口付近はすごい人の列。丁度敷地内を清掃していたおばちゃんに聞くと、「以前は300人が今では3,000人、500人が5,000人」とのこと。何と面白い表現!! 並ぶこと20分、ようやく入場することができた。

正面には報道などでおなじみのレンガ造りの建物(もとは繭倉庫だったところで、中庭を挟んだ向こう側にも同じ建物が建つ)。なかはガイダンス・展示室になっていて、製糸場の歴史などを紹介している。売店もあり、繭や絹に関するお土産が買える。操業当時からの紡績機が並ぶ操糸場は、隣の建物。製造元のフランスにももう無いという紡績機が2列に整然と並ぶ。説明するのにボランティアの人たちが大活躍。ほかに、診療所や後に学校となったお雇い外国人の邸宅(ブリュナ館)、寄宿舎、検査人館、女工館などが立ち並ぶ。この工場の心臓ともいうべき乾燥場(動力室)は、近年の大雪でつぶれた無残な姿をさらしていた。再建途上というところ。

天気のことも気になり、40分ほどで見学を切り上げ、早々に本庄へ向け出発。国道254号(信州街道)を東へ走る。ナビ役の幸治さんがやたらに飛ばす(セサミン効果?)。ついていくのがやっとという状態。そこに追い打ちをかけるように、坂が何度も現れる。山裾を国道が通っているので、尾根の名残が平地に張り出しているようだ。

国道254号は学生時代、菅平で気象観測するときに国道17号の混雑を避けて車でよく通った道だが、これほど起伏があるとは気が付かなかった。ちょうど中間地点であろう付近の大坂を上り切った先にあったコンビニで休憩。もうバテバテ。さらに、心配していた雨が落ちてきた。予報は1mmのはずなのだが、それなりに強い。全員レインウエアーを着込む。

そうこうしているところに、高崎に向かった組からメールが届いた。「今、高崎駅に到着」とのこと、選択を間違えた、後悔先に立たず。こちらはこの雨の中を、まだまだ走り続けなければならない。雨なのでペースダウンはしたもの、今度は車の多さに閉口。ひと心地したのは、神流(かんな)川を渡って、埼玉県に入ったあたりからだ。平地が続くのだ。埼玉県は平だなと実感した次第。

本庄駅に13時前後に到着。早々に自転車を輪行にして、昼食へ向かう。食事中に、またまた高崎組からメールが届く。「もう家に着いた」とのこと。同じ埼玉に住んでいるとはいえ、なんという早さだ。我々も14時33分本庄発の湘南新宿ライナー小田原行きに乗り、帰宅。全員無事に、豪快なダウンヒルと紅葉を思う存分味わった爽快な2日間を過ごせたことに感謝、感謝。

(追加の写真はページ上部の添付資料からご覧下さい)

6年ぶりの軽井沢銀座 紅葉真っ盛りの18号旧道を安全走行でダウンヒル
「人生下り坂サイコー!」 めがね橋上からの絶景

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