私の自転車と周辺紹介
2014年1月 太田 道夫 (第11代・昭和43年卒)
[記事番号:b0017]
レストア(バフ掛け) (資料:無し
)
レストア作業のなかで最も楽しいのは「バフ掛け」と言っても過言ではないと思います。何故ならサビだらけでスクラップ処分してしまいたくなるパーツをピカピカに磨き、新品に近い状態にすることで、かけた手間暇の分だけ喜びが帰ってくるからです。
バフ掛けは固形研磨剤「赤棒(粗磨き)、白棒(中磨き)、青棒(仕上げ)」をドリルやミニルーター等に装着した回転するバフにこすりつけてからパーツに当てて磨きます。写真は磨く前、ピカールで磨いた状態、青棒でバフ掛けしたあとの状態で、光り具合の違いがわかると思います。レストア作業でリタイア生活が充実します。是非お試しを。
固形研磨剤(赤棒、白棒、青棒)のセットを先着2名様に差し上げます(送料はご負担ください)。連絡先は後ほど掲示板に掲載します。
ピカールで磨き上げた状態 | バフ掛け後の状態 |
使用した道具 |
コメント
2014年1月 田坂 仁 (第19代・昭和51年卒)
[コメント番号:m0106]
私もポリッシュが好きです。それは部品をよみがえらせてくれるからです。それとともに部品を愛でながらその部品の歴史とか背景すらもが伝わって来るからです。
そんなポリッシュをして驚いたことがあります。それはスギノ製プロダイ(プロダイナミックス)のクランクです。これは最高です。当時のチェーンホイール回りはアルマイトのカンパは別としてTA・ストロングライト・サンプレのフレンチパーツが圧倒的でした。舶来崇拝の時代でしたね。そんな中で、とりわけ5ピンなどはそれらトップメーカーの牙城でした。それにもかかわらず、スギノはあえて殴り込みをかけていったのです。
私がスギノをポリッシュして何で驚いたかというとその輝きです。手持ちのフレンチパーツ達はコンパウンドで磨いても「くすみ」が残ったのですが、スギノのクランクは、まるでメッキをした様に光るのです。ツルツル・ピカピカ……。
当時、欧州勢に負けないものを作るためには最高級のアルミ素材で勝負せざるを得なかったスギノいや日本の必死の姿……ポリッシュしながらそんな過去の歴史までも伺うことができます。スギノのクランクについて、この先は自分の投稿で写真とともにご紹介しますので、ご期待ください。
以下の「投稿」ボタンをクリックし、表示される画面に必要事項をご記入の上投稿下さい。 なお、内容のチェックをさせていただきますから、公開までに多少のお時間をいただきます。