私の自転車と周辺紹介
2014年9月 田坂 仁 (第19代・昭和51年卒)
[記事番号:b0038]
クイズ:タイヤが勝手にパンクした、何故でしょう? その2 (資料:無し
)
「釘やガラスなどの異物を踏んでもいないのに、炎天下でタイヤが勝手にバーストする」……それはリムの構造とリムテープの種類の違いであることが分かってきました。画像でご説明します。
1. リムの断面(昔からのタイプ、太いタイヤなど):
ニップルとチューブの間の間隔は、ありません。昔からあったタイプです。今でも太いタイヤにはこのリムが使われています。
2. リムの断面(その後のタイプ、細いタイヤなど):
リムが2階建てになっています。最近の細いタイヤ用によく使われている構造です。細くても強度を保つためです。しかし、これがパンクを招きます。炎天下でタイヤチューブが膨張した時、2階建てのリム穴とニップルに至るまでに空間があるのでそこでチューブが膨らんでバーストしてしまうのです。自分の経験では布やビニールのリムテープでは、そのバーストを防ぎきれませんでした。
3. 解決策:
ポリウレタン製のリムテープがお奨めです。硬質ゴムみたいな材料です。昔からのタイプであればリムテープ換装の必要はないと思います。
平らなリム | 二階建てのリム |
ポリウレタンのリムテープ |
コメント
2014年9月 田村 邦彦 (第9代・昭和41年卒)
[コメント番号:m0131]
田坂さん
ありがとうございました。確かに最近のリムは厚いのが多くなっていますね、私のロードのカンパホイールもそうですね、タイヤ交換しないとあまり見ないので気付きませんでした。新しい部品には昔と違うノーハウがあるのですね。
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