飛行機私のホビー

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2016年12月  酒井 巖 (第9代・昭和41年卒)  [記事番号:c0136]
紫電改  (資料:無し )

12月1日高知県土佐清水への墓参帰り、愛媛県宇和島市の南にある愛南町の馬瀬山公園へ寄りました。宇和海の眺望を撮影するのが目的でしたが、偶然展望台のすぐ横に紫電改展示館を発見。展示資料によりますと、昭和54年に久良湾の海底40mに沈む紫電改を町のダイバーが見つけ引き上げられ、新明和工業が復元修理し展示されることになりました。戦争末期米軍との空中戦で6機が未帰投、多分そのうちの1機ではないかと説明されています。旧日本海軍の局地戦闘機だそうですが、スタイルはゼロ戦より精悍な印象を受けました。これに関連して新明和工業は兵庫県の加東市に紫電改のレプリカを製作するそうです。

衝撃で変形したプロペラ 千羽鶴が印象的
機関砲と風防ガラス プロペラ下に戦死6パイロットの遺影

コメント

2016年12月 太田 道夫 (第11代・昭和43年卒)   [コメント番号:m0253]
紫電改の展示館があるとは初耳でした。機体が沈んでいた場所からいって松山基地にあった343航空隊所属のものでしょうね。戦争末期に米軍とまともに勝負できた戦闘機で、もう少し早い時期に開発されていたらと惜しまれている傑作機です。

戦争の遺産をトラウマとして否定しがちな日本ですが、歴史を直視し、技術遺産を残すことは大事なことだと思います。その意味で新明和工業(前身:川西航空機)によるレプリカの完成が待たれます。

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