活動報告

2012年3月　　小宅哲哉　（第17代・昭和49年卒）　［記事番号：r0027］
しまなみ海道から伊予街道ツーリング　　（資料：無し）

広島県尾道から愛媛宇和島まで（3月17日から21日）

しまなみ海道の尾道から生口島までを7年前に走ったことがあり、その先まで走りたいと思っていた。今回は生口島からしまなみ海道を完走し、さらに愛媛宇和島までを単独ツーリングした。4泊5日のツーリングとなった。

1日目は、尾道で輪行を組み立て生口島までフェリーに乗り、伯方の塩で名高い伯方島の有津港まで。25km走、民宿泊。

2日目は、今治城に寄り松山までの海岸を走る。出発そうそう雨が降り出し午後2時ごろまで降られた。今治街道の海岸に出てからは雨も上がり、気持ちよく松山城下に着いた。80km走、ビジネスホテル泊。

3日目は、松山から夕焼け小焼け海岸を走り、肘河河口を遡り内子まで。さらに内子の街並を見てから大洲まで走り、大洲城天守閣真下のYHに泊まる。YHに宿泊したのは学生時代以来、40年ぶりである。今は青年より中高年者の宿泊が多いようで、同日に他に2人。60歳代半ばのライダーと40歳くらいのサイクリストであった。道中談で話が盛りあがり楽しい夜であった。90km走。

4日目は、大洲か宇和島までの伊予海道を走る。この道は、司馬遼太郎の「街道を行く・南伊予の道」にその歴史的詳細が書かれている。宇和島手前の宇和という街は、何とも言えない風情があった。途中に500m級の峠がある。9つあるトンネルは、道が狭く車がスピードを緩めないので怖かった。宇和島まで50km、宇和島城下のビジネスホテル泊。

5日目は、市内のヤマト便営業所まで走り、輪行にして自宅まで送ってもらった。送料は保険料込みで2,120円であった。輪行をかつぐ面倒を思えば安いと思う。

40年ぶりの本格的ツーリングであったので体力が心配だったが、どうにか無事に完走できた。行く先々で若いサイクリストと会い昔を懐かしんだ旅でもあった。