活動報告
2014年5月 鈴木 宏和 (第18代・昭和50年卒)
[記事番号:r0084]
多摩川・東扇島海底トンネルラン (資料:無し
)
風薫る5月14日の水曜日、多摩川大橋の交流センターに集結したのは、石橋さん(49年)、遠山/井上/鈴木宏(50年)、田坂(51年)各氏。
多摩川右岸(川崎側)を大師橋までの途上、対岸の六郷在住でホームコースだという石橋さんから有形文化財の水門があるというのでしばし立ち止まる。案内板によると大正15年着工、昭和3年完成という90年近い歴史遺産と思いきや、今も千葉方面からの砂利陸揚げに活躍してる現役らしい。当時、工場用地拡大に向けて運河港湾施設増設に貢献したと。タワー頭頂部には当時の川崎名産の梨、ぶどう、桃をあしらった装飾が施されており一同見上げてうなずく。梨は今でも中流の稲田堤付近にあるが、ぶどう、桃はいつのまにやら山梨に行ってしまった。
しばらく走ると大師橋で対岸の大森羽田在住の中村(50年)氏と合流、総勢6名に。ここで多摩川から離れ、川崎の東扇島を目指す。工場地帯で大型車多く、歩道側を走り、東扇島への川崎港海底トンネルへ、但し自転車は専用人道があり今回ランの目玉でもある。階段をかなり下りると約1Kmにも及ぶ長いトンネル、自転車走行禁止で15分程話しながら歩き、階段登り切ると東扇島の地上へ。平日でもあり我ら以外には自転車単独で3名程、追い抜いて行っただけ。我らも単独であったら不気味に感じ乗車してしまうに違いないと意見一致。
東扇島は物流の拠点で輸出待つ車、木材等が大量に置かれており日本経済の底力を垣間見た気が一瞬したのは長年製造業に身を置いてた自らの振り返りか。ここへ来たもう1人の遠山氏から人工海浜があるので行ってみようと目指すが道順が思い出せず、昼近くになったので「川崎マリエン」へ。
10階建てタワー状の立派なビルは川崎港から東京湾一望しての眺めは実に雄大。晴れ渡っておれば房総も見渡せるはずだが、あいにく霞がかっていたため雰囲気だけ味わう。最上階は周回展望フロアでゆっくり眺める。1つ降りた9階展望レストランでお楽しみランチ、話も尽きずあっという間に1時間程。1階ロビーにはホオジロサメの剥製が、聞いてみると7年前に目前の海で上がったとか。体長も4m程で一瞬ドキッとした。
何とか人工海浜のある東公園へ、バーべキュー施設もあり週末は賑わってるらしい。人工海浜沿いの先端まで行くと羽田から飛び立つ飛行機も間近かに。海風をたっぷり堪能して帰路につく。大師橋を渡り切った所で中村氏と別れ、六郷橋へ。しばらく土手沿い行った所から川岸へ迂回路を石橋さんの先導で走ったがここが河川敷の芝生グリーンが鮮やかで感動して写真撮影してたら、先行メンバーがすでに見えないほど先へ。自転車の威力を改めて実感した次第。
多摩川大橋から再び川崎側へ交流センターまで32Kmのランであった。ここで解散、石橋さん、遠山/井上各氏は走って帰宅して行った。この日は最高27度まで上がり汗ばむ気候でしたが川あり、歴史建造物、海あり、海底トンネルありの変化にとぶコースで心地よい汗でした。
川崎河港水門バックに | 海底人道トンネルへ下る |
川崎マリエン前で花と | 人工海浜突端で飛行機と(写真クリック拡大下さい) |
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